卒論に関しては、僕の場合は4月は指導教員の決定です。指導教員を決定するにあたってある程度の研究の方向性の検討が必要です。そこで、先行研究として活用しようと思っていた本の著者に連絡を取ってみることにしました。
そして相談をしたのが昨日のことです。
聞いたことのメモ
・量的研究では研究の独自性があまりでない。研究者としてキャリアを積むなら研究対象と信頼関係を深めてインタビューなどで深く聞き出せる関係を作り出すことが必要。量的研究は一般論について語るには有用なので補助的に活用すべきではあるのだが、あくまで一般論しか言えず要因などについては詳しく聞き出せない。質的研究の方が因果関係なども詳しく聞き出せて良い。
・そのためにはアルバイトなどで現場で働くというのを考えた方が良い。(教育学では実務経験が重要視される)
・自治体の行政研究ではある程度研究蓄積のある自治体を選び、それを自分の分野に展開する。
→先行研究の読み込みが大事。また、コネも活用する。
・教育学では、特にケーススタディでは筑波や学芸なども研究は強い。東大は意外と劣勢だが、理論を重視した研究なら勝機がある。
思い切って連絡を取って損することはないので、とりあえず行動してみましょう。
僕の研究では、メインは質的研究ですが、仮説の生成のために量的分析も補助的に行うことにします。
スケジュール予定
〜5月上旬 先行研究の発掘
5月 先行研究の読み込み
6月 量的分析
〜7月中旬 中間発表の準備、インタビュー先選定
〜9月中旬 インタビューメモ作成、アポ取り
〜10月 インタビュー
11月 分析
12月 執筆
これを院試と並行でやっていきます。これでも余裕がないスケジュールですが、これよりさらに遅れそうな気もしますね。なかなか大変だなとは感じます。
院試の方も今月中には1冊読み終えるつもりでしたので、もう少し急ぐことにしましょう。
今日はこんなところにしておきましょう。