未開人の研究日誌

東京大学で教育の研究をしています。2023年4月現在M1です。

学会への参加

10月に初めて学会に参加してみたので、何か記事を書こうかと思いました。

どんな記事にするか迷っていて、実は途中まで書きかけてお蔵入りになった記事もあります。そちらの記事よりはもう少し自分の感想をメインにして書き直そうと思いました。

 

①何に参加すべきか

個人的には学会に参加するなら最初から最後までいるのが普通かと思っていましたが、案外そうでもなく、聞きたい時だけ聞くような参加方法も十分ありです。とはいえ、遠征する場合は終わりがけとかに観光する位は十分にありでしょう。

1日だけ参加する、といった参加方法も普通にあることのようで、申し込み前にプログラムをちゃんと見て決めるのがいいでしょう。

 

個人的には分科会/自由研究発表は自分が普段接しない分野について知ることができる機会なので、参加してみるべきだとは思っています。特に修士のうちこそ見聞を広げる格好のチャンスではないかと思います。

 

②宿をとるべきか

2日目(、3日目)は朝9時ごろから始まることが多いので、家から会場まで2時間程度かかると、朝早く起きなければなりません。6時半起きとかなら基本的には大した問題はないかもしれませんが、懇親会などで飲酒した後、しかも深夜の帰宅となるとなかなか起きられないことも多いので、宿をとるのも選択肢としてはありだと思います。

あとは2日往復するだけでも交通費が意外とかかるという問題がありますし、いっそ宿を取ったほうが安い場合もあるかもしれません。まあ個人的には2日目以降に発表するなら宿をとってもいいのではないかと思います。

最悪自宅に帰らず徹夜などの選択肢もなくはないのですが、PCやスマホの充電ができないのが結構致命的です。

 

③人脈作り

学会に来ると大規模大学のメリットを実感します。先輩後輩のつながりがあると、先輩から他大学の教授を紹介してもらえるケースがあったりして、つながりを作りやすくなります。一方で小規模大学の場合、指導教員との距離が近くなるので、教員から別の教授を紹介してもらうことは多くなるのではないかと推測します。

ただ、研究科の規模が小さいと、懇親会などでは自分から話かけにいかないといけないことが多くなり、大変そうだなとは思います。

学会によっては若手交流会という、主に20代の研究者が発表/交流する機会も用意されているようです。こちらは僕は行ったことが無いのでよくわかりません。

※大学院、特に教育系はかなり人数が少ないので、旧帝大でも「小規模」にカウントされることがあります。これは学部とは全く異なるのですが、詳細は割愛。

 

④学会に所属するタイミング

これについては自分が発表するとき/論文を投稿するときでいいのではないか、とのことでした。複数所属すると意外と金銭的な負担になるようです。

 

⑤モチベーション管理

論文執筆の意欲が低下した時などにふらっと学会に参加してみると、モチベーションが湧くきっかけになったりしないだろうか、とは思いました。もしかしたら今後そんなことがあるかもしれません。

 

とりあえず今書くとしたらこんなもんですかね…まだ修士1年なので、本当に個人的な感想しか書けないのでここら辺で失礼します。