未開人の研究日誌

東京大学で教育の研究をしています。2023年4月現在M1です。

東大での失敗体験記

東大に限らずそうですが、受験の合格体験記はいくらでも目にします。北予備なんかは不合格体験記を作っていますね。一方で、大学に入ってからこうしておくべきというのも書いてみたいな、と思いました。まあ何が言いたいかと言いますと、こんなに人間として不完全(?)でも東大には入れてしまう、ということです。一応授業紹介も兼ねています。

7月はテストがあるから記事を休むつもりでしたが、あと5日でレポート1つだけだから、そんなに負担ではないですね。2ヶ月分休んでしまったのも申し訳ないので。8月は残りの授業紹介の記事を一つと、もう一つ結構大掛かりな記事をあげます。もしかしたら単独で新しいブログを作れるかもしれないくらいのコンテンツです。9月には進学選択の記事をあげます。

 

1年のSセメはたしか1回授業に遅刻(ALESA)しただけであとは全部出席したような気がします。

Sセメの失敗談はすでにまとめた分については簡単に説明します。ALESAのテーマ選択の失敗と比較地域史の試験で学生証を忘れたことです。

まずはAセメの休んだ授業一覧をあげておきますか。

①10月上旬に風邪をひいて7つ授業を休んだ

②1回寝坊して1限を休んだ

③補講日の授業に気づかず1回欠席した 以外は全出席だったかな? まあ、大学において授業に出席することに全く価値はないんですけどね。

 

まず①についてですが、深く詮索しないでください。完全に自業自得なので。

ちょっと書いておきたいのは、これがきっかけで3ヶ月ほど体力が戻らなかったことです。ただの風邪じゃなかったような気もしますが…

因みにスポ身は陸上を選んでいたのですが、この翌週が祝日休みで本当に良かったです。その時は全く走れるどころではありませんでした。

②はノータッチ。③(社会システム工学II)は補講情報がITC-LMSに載っていなかったけど初回の授業資料に載っていたから確認すべきだった。まあその授業、初回に聞きたい講義だけ出ればいいと言われていたので事なきを得たのですが。

(因みに授業があったのはクリスマスの日。その授業があったことに気がついたのは最終回の授業…だと思ってたら授業がなくて初めて気づいたというオチ。

 

他にありがちな失敗談といえば試験前日に仮眠をとるつもりが朝まで寝てしまったパターン。Aセメのロシア語一列は前日の英語一列試験→バイトで勉強時間があまり取れませんでした。流石に事前に少しは勉強しておきましたが。そういえばSセメの試験前日は夕食に二郎系を食べに行ったんだよな… 昨年の記事に書いたような気がしていたのだが載っていませんでした。

 

今年のSセメの話に入ります。恐らく1個落単すると思うのでその授業のことを書いておきます。教授が見ていたら本当に申し訳ございません。これがきっかけでこの記事を書こうと思いました。

その授業(第三外国語)はテストやレポートではなく毎回の課題の成果で点数をつける授業なのですが僕が大して復習せずに課題をやっていた、ということです。(※コロナ禍だから、ということではなくずっとその方式でやっているようです)と言っても課題は回を追うごとに時間がかかるようになるので一番遅い時は朝5時代までかかってやっていました。これに関しては色々な不運も重なりましたが、後述します)すると成績が悪い→フィードバックを見る気がなくなる→ますます復習しない→ますます成績が落ちるという負のスパイラルにはまるのですね。

僕の一番反省すべき点は自分に対してのフィードバックを見て改善しようとしない点ですね。分かりやすくするために大きい字にしておきます。最近SNSでの誹謗中傷が色々なところで問題化しています。それらは論外としても、自分に対する建設的な意見・提言まで排除するのは良くない、ということです。ましてや教授の言っていることだからなおさら素直に耳を傾けなくてはいけないはずです。

…というかこれって研究者に相当求められる能力ですよね。自分の指導教官からの査読に耐えられなくては卒業すらできませんからね。

少しは反論もさせてもらいます。僕がもともと取っていた履修の戦略が、テストを極力避けてレポートや毎回の課題で済ませることでした。加えてSセメはコロナ禍の中で行われたオンライン授業です。オンラインでテストができるか不透明な状況の中各教員は授業内課題を出すことで対応しました。教員の間でも学生の負担が大きいことが問題になるくらい課題が出たそうです。僕も大変でしたね。(逆にテストは2つで済みました。レポートも大体終わりました。だから今こうして記事を書く余裕があるのです。)この上授業の復習も重なると負担が大きすぎました。

撤退するという手段もあったのですが、進振りで点数が下がるのが嫌だったのと一部嫌がらせの気持ちもあったことは否定しません。

当たり前のようなことしか書いてない気もしますが、僕が一番言いたいのは当たり前のことができなくても東大には入れてしまうということです。だから東大に入った位で浮かれないで自分の欠点はしっかりと直しなさい、ということもできますし、東大生でもできないほど当たり前のことを当たり前にやるのは難しい、とも言えますね。そもそも「東大生なのに〜」とか「東大生だから〜」という見方にもあまり賛同できませんが。

 

そういえばもう一つ。オンライン試験で事前の準備不足のため問題の場所がわからず、試験フォームで質問した政治Iのことも書いておきましょう。(無事に入手できました)

 

最後に、今回紹介した授業の点数を上げておきます。

Aセメ ロシア語一列 55点

〃   身体運動・健康科学実習(スポ身) 82点

〃   社会システム工学基礎II 67点

Sセメ ヒンディー語(第三外国語) ???

   政治I ???