未開人の研究日誌

東京大学で教育の研究をしています。2023年4月現在M1です。

進振り

進振りの結果教育学部の教育実践・政策学コースに進学することになりました。

そこまでの経過を簡単にまとめておきます。

進振りの仕組みについて知りたい人はUT-BASEという団体が丁寧にまとめてくださっているので参考にしてください。

あと進振りに関してはUTESも一応参考程度にはなるのではないでしょうか。これを過信してはいけませんが。というのも平均点がやたら高く出るのです。

・1S…基本平均点70.5 割と平均的ですかね。英語、二外(特に演習)、初ゼミ、情報でしっかり点をとることを心がけましょう。

・1A…基本平均点72.42 ここで稼げたのが大きかった。人文/社会科学は2Sまでに3つずつ(つまり1セメスター1個ずつ)取っておくと1個は点が低くても大丈夫(文三のみ)

・進路ガイダンス 昨年は11/26に文系生向け、27に理系生向けのガイダンスがありました。その後11月末から12月頭にかけて各学部のガイダンスがあります。各学部のガイダンスでは学部便覧と学部紹介が貰えます。各コースの説明がありますが、僕が参加した教育学部では殆どのコースで「幅広く研究することができます」と言っていたので、じゃあ決め手は何だ、という話になります。

※昨年は法学部と医学部医学科と教育学部、理学部と教養学部、経済学部と薬学部は同じ日程でした。理学部と教養学部とか迷っている学生絶対いますよね…

・進学選択シンポジウム「私はどのように進路を決めたか」 4/20、21の開催。今年はCOVID-19の流行のためオンラインで配信。 タイトルでは「私はどのように進路を決めたか」と言っているものの、研究内容の紹介が中心だった気がします。

・各学部ガイダンス 例年ならここで詳しい話が聞けるのでしょうが… 今年は法学部、医学部医学科、文学部、教育学部ではガイダンスがありませんでした。おそらくこれが学科を決める上で最も重要なのだと思いますが…

・日程変更のお知らせ 6/1に発表。今年は進学選択が1週間ずれるとのこと。

・進学情報センター開室 6/14まではキャンパスへの入構制限が厳しく、昨年までの底点すら把握不可能でした。

・時代錯誤社「進学選択特集」公開 例年は5月号(五月祭から売り出し)で昨年までの底点が載っています。(点数のソースは進学情報センター) 今年は何とか6/27に公開。

・第一段階定数発表…6/29 僕の志望学科は第一段階の定数は11人でした。

・第一段階の志望登録 これを絶対に忘れてはいけません。しかし3人ほど忘れた人を知っていましてね… まだ助かる方法はあります。今年は6/29〜7/1でした。

・7/10 この日に発表されたものは4つ。

①進学選択第一段階志望集計表…どの学科に何人が第一志望かということ。僕の場合は15人。

②第一段階志望変更確認というページで、「志望登録した進学単位と任意の進学単位について、志望者数とその中で何位相当であるか」が確認できる。(カギ括弧内教養学部HPより引用) 自分の第一志望の学科の順位のほか、他のところに変えたら何位相当かというのが分かります。 この成績は2S1までの結果であることに注意してください。 僕の場合は指定科類で7位でした。

③個人別平均点一覧 自分の平均点が分かるだけ、だったはず。

④第一段階志望者の点数分布(一次集計結果) 一番重要だと思われるのがこれ。縦軸が点数、横軸が順位のグラフになっているのですが、これを見ればおおよその底点が分かります。しかしこれはあくまでも2S1時点での順位であること、ここから志望変更ができることに注意。これで点数が絶望でもセメスターの試験は諦めないように。逆に油断も禁物ですが。

・第二段階志望登録 8/11〜9/3 第二段階はいくつでも登録することができます。しかし面接・志望理由書が必要な学科もあります。(教育学部は全コースで必要です)志望理由書は登録する時点で必ず書かなくてはいけないので面倒な人は第一段階終わってからにしましょう。

・8/21 この日の発表は5つ。

①Sセメスター成績発表 この時点では5段階の評価のみです。

②進学選択参加要件を満たしているかどうかの判定 参加できないと強制降年になります。

③第一段階の志望登録の変更開始(〜26日12:00) これが「まだ助かる方法」です。登録を忘れた人はここで登録してください。

④第一段階定数の確定

⑤第一段階志望者の点数分布(二次集計結果)公開 これは2Sまでの点数が反映されているのでこれで第一段階はほぼ確定と見て大丈夫です。しかし志望変更した人の分は反映されていません。 僕の場合は2Sで失敗したのか基本平均点が0.4点しか上がりませんでした。指定科類の順位は10位と危うい状況です。 ところで今年は教務課がこんなミスをやっていましたね。

8/31 進学選択第一段階進学内定者発表 ということで、第一段階で無事内定しました。 さて、第一段階で決まらなかった人はここから第二段階の志望登録をしなければいけません。(先延ばしにしておいたやつ)

第二第三段階についてこの記事で扱うつもりはありません。この間にSNSで同じ学科の人と知り合っておくのはやっておいて損はないでしょう。

9/24 学部ガイダンス 遅くないですかね… この日が第三段階発表なので仕方がないのですが。 2Aの授業の様子はここになるまであまり分かりません。(学部便覧には書いてありますが自分で発見するのは結構大変そう)

さてこれが進振りの流れ。 ここからは教育学部の底点について見ていきましょう。身体教育学コースは底割れの年が多く、点数だけで言えば最下位というのは変わらないでしょう。

とりあえず第一段階の点数を見ていきます。

2010年ごろ:政策=心理(約78点)>比教社(約76)>基礎教(約75)という序列。

2015年ごろ:政策(約78)>心理(約77)>比教社(約76)>基礎教(約72)

2018年の進学選択のシステム変更と近年の心理人気か、

2018〜2019年:心理(約80)>比教社(約77)>政策(約75)>基礎教(約72)

そして今年。あくまで個人的な推測ですが、

心理=比教社会(約78)>政策=基礎教(約72)ぐらいになったように思われます。

ここ数年で教育実践・政策学コースの点数が明らかに落ちているのは事実です。文科省の日本医大の不祥事などの影響もあるのでしょうか?

この記事を書き始めたのは11月上旬なのにいつの間にか12月になっていました…