未開人の研究日誌

東京大学で教育の研究をしています。2023年4月現在M1です。

前期課程の授業紹介②

前回の続きです。

22位 総合E 1S 物理科学I(文科生) 68点
何言ってるか全くわからない。(文科生)というのは数式を使いません、という意味らしい。レポートを頑張って出せば単位は来る。(3回提出)

23位 総合C 1S 教育臨床心理学 67点
公認心理師には必要な授業。内容は教員によって結構異なるらしい。授業は大したことないがテストが結構難しい。木曜1限の授業を取った。

23位 総合D 1A 社会システム工学II 67点
前半は都市工学で結構文系要素も入っている。後半は機械工学など理系寄り。興味ある授業だけ出ればいいです、と言っていた。レポートを4回分出す必要がありかなりの負担。補講で12月25日に授業を入れていたが、初回の授業で言っただけでUTASでの通知はなくすっかり忘れていたことが年明けになってから判明した。

25位 ロシア語 1S ロシア語一列二列 66点
ロシア語は難しいです。それは確かに言えることです。一方で理不尽な問題とかはないのでちゃんとやったら点は取れます。ただしかなりの授業を取らなくてはならない1Sにおいて「ちゃんと」やるのがどれだけ困難なことか。
何故か試験前日にラーメン二郎を食べに行った。

25位 総合L 1A ロシア語初級(演習) 66点
1Sでは51点だったのですが頑張ったらいい点数をくれる教員だった。正直、東大生にわからないということを教えるための授業だと思っている。

25位 総合A 2A 言語文化論 66点
3人の教員による授業。言語構造についての授業で、2人目は中期ウェールズ語の授業を行っていたのだが、果たして何人がついていけたのだろうか。オンラインで持込可にもかかわらず難易度が非常に高い試験となっていた。

28位 英語 1A1 英語一列 65点
Aの英語一列は比較的面白い授業を行う教員でした。その割に点数が大したことなかったのはテストが微妙だったのか。
もう少し詳しく話すと、授業の英文に関連して誰かがスピーチを行うという授業で、オウム真理教アイヒマンの回)と精神疾患安楽死の回)について話した。

28位 社会科学 1S 社会I 65点
アイヒマン裁判とスタンフォード監獄実験、あと1本映画を観たはず。東大はアイヒマンがお好きなようで。レポート1本での評価。65点だったということはまあ無難な出来だったみたいですね。

28位 総合L 2S ロシア語中級(作文) 65点
普段なら履修者が3人くらいしかいないのにオンラインになって急に履修者が10人以上になった、と言っていたような。語学系統は頑張ればいい点が来る、という風潮があるようですが僕は言語が根本的に苦手なようで。

ここまでが良。
31位 人文科学 1S 哲学I 64点
これも全くわからなかった授業。まあ哲学の授業なんてわかってたまるかというところですが。努力だけは認めてくれたのでしょうか。

32位 総合C 2S 現代教育論 63点
全くもって謎な点数①。何故なら1Sで取った教育臨床心理学と同じ教員で8割同じ内容でしたから。点数目当てで取ったのになぜ点数が下がった?

33位 総合L 2S ヒンドゥー語(第三外国語) 60点
<a href="http://http://mikaijin.blog.fc2.com/blog-entry-321.html" target="_blank" title="この記事">この記事</a>が詳しいです。結局落単せず、努力点だけはくれました。三外は稼ぎどころと言われますが、数少ない鬼教員です。勿論わかっていて突っ込んだのですが、かなりきつかったです。
というのもこの授業が木2で、それまでに課題を提出する必要があったのですが、水5には後述する主題科目がありました。主題の準備→オンラインでの塾のアルバイト(3時間)→課題(所要時間約6時間)というスケジュールになっていたためです。もっと早く課題をやっておくべきだったのですが、月曜日は英語中級の課題、火曜日は主題科目の課題をやらねばならなかったので時間がなかった…オンライン化に伴う課題の増加に飲み込まれた形です。

33位 総合D 2A 社会行動論 60点
これも結構凄い授業でした。毎回のコメントシートと最終テストで判断。授業のレジュメと授業内容は一致しないことも多く、コメントシートの内容が授業を聞いていないと判断された場合は逆に減点されるシステム。ちなみに2回ほど出し忘れた。テストはオンラインで受けたのですが、スマホの内カメラをテープで塞いでしまったせいで良く映らなかった。それでも不正とか言われずに済んでよかったです。潜るならおすすめな講義の1つです。

35位 総合B 1S 比較地域史 58点
比較と言いながらあまり比較していなかった印象。中央ユーラシア史。テストの時に学生証忘れました。

36位 ロシア語 1A ロシア語一列 55点
Aセメスターは単語覚えるのを頑張っていたら文法まで手が回らなかったのと夜寝落ちしたせいで点が落ちてこうなったのを覚えている。

37位 総合L 1S ロシア語初級(演習) 51点
以前書いたことがあるため改めて説明しませんが… とにかくSセメスターは成績が悪かった。

37位 総合A 2S 記号論理学I(文科生) 51点
全くもって謎な点数②。優取れそうだなと思いながら聞いていて、授業は大体理解したのにテストではなくレポートになったせいでどうしようもなかった。自分で考えるのではなく調べて書いたほうが高得点だったのか?変化球にも程がありました。

39位 総合D 2S 社会生態学 40点
唯一の不可。全くもって謎な点数③。救済ボタンは押していません。授業は非常に面白かったのですが、レポートの要求も非常に高い授業でした。コロナの影響で詳しい論述は不要になった代わりに期間が短縮になりました。自分では自信作だったのですが、全くもって謎。潜りましょう。

40位 総合B 2S 国際関係論 欠席
こちらも要求のレベルがかなり高いなと感じた。普段なら最後がテストだったのですが、これもレポートに変わった講義。最終レポートがどう頑張っても書けそうになかったので諦めました。

最後に主題科目。
『世界開発報告』を読む 1A
工学部系の授業。課題は結構重かったのですが、面白い授業でした。内容は題名の通り、色々な年の「世界開発報告」を読み、議論するという内容です。院生の発表を聞きに行ったりもしました。

移民から教育を考える 2S
これも非常に重かったです。本当はフィールドワークとか行けたようですが、完全オンラインで僕自身も東京にいない状況では… せめてインタビューだけでもしたかったな。

国連とインクルージョン 2A
こちらは逆に負担は軽かったです。1単位。オンラインのせいか普段よりディスカッションは少なめだったようです。